神奈川,横須賀,外壁塗装,壁面積

湘南ウッディスタイル 外装部門

0120-553-504

お問い合わせ

壁面積とは?


INDEX - 壁面積とは?

「坪 ○○円」という延床面積を元に価格を表示したチラシなどを見かけることがよくありますが、同じ坪数の建物でも塗装する面積は異なります
面積が違えば使う塗料の缶数も違ってくる中で、果たして「坪いくら」で本当の値段が提示できるものなのでしょうか?

建坪計算で施工した場合

坪数が同じ場合

同じ坪数
【図1】同じ坪数

【図1】は形状が違いますが、同じ16坪です。
しかし壁の面を数えてみると、Aは16面、Bは20面あり、同一ではありません。

寄棟屋根の総2階建て、基礎上端から軒天までの高さを5.8m、一面の長さを1.82mとして単純計算した場合、A・Bはいずれも同じ32坪の建物ということになりますが、
Aの壁面積は、1.82m×16面×5.8m=168.9m2
Bは壁面積は、1.82m×20面×5.8m=211.1m2 となり、その差は42.2m2にもなります

坪あたり2.5万円で請け負っている業者が居るとすると、A・Bどちらも80万の工事ですが、
m2当たりで計算すると、Aは約4,736円、Bは約3,790円となり、不公平感は否めません

塗装面積が同じ場合

今度は塗装する面積を同じにして見てみましょう。【図2】

同じ面数
【図2】同じ面数

総2階建てで、坪あたり2.5万円の業者に依頼したとすると、
Aの建物は32坪で80万円、Cは28坪で70万、Dは24坪で60万円となり、
塗装面積が同じはずなのに、AはDよりも20万も多く支払わなければなりません

総括

基本的に業者は、工事価格の変動を吸収できるよう【図1】のA・Bどちらの施工であっても、自分の所が損をしない価格設定をしています。
Bのm2単価で業者が利益を上げられるのならば、Aは64万で施工が可能であるということです。
つまり、AはBの方よりも高価な買い物をしてしまっている可能性があります

勿論、坪単価でお見積をしている業者にも、まじめにしっかりとした施工をしている会社も多々ありますので、それだけで業者を判断なさらないようお願いいたします。

このページのトップへ戻る

壁面積での見積りの問題点

壁面積でのお見積りで問題だと思うのは、坪単価と比べると非常に煩雑であることです。
チラシでm2当たりいくらと書かれていても、自分の家の壁面積が分かっていなければ試算もできません。

チラシには「分かりやすさ」が必要です。ですから「壁面積」は不利だと言えます。ですから実際のチラシには、「○○坪の外壁塗装で、いくらでしたよ」という実際の施工金額を示した上で、「弊社では壁面積で積算いたしますので、この金額は目安です」といった注釈をつけることになります。

このページのトップへ戻る

自分の家の壁面積を知る

立面図から計算するのが一番良いのですが、図面が行方不明になっていたり、増改築で現在の平米数が分からなくなっていたりする場合があります。

2階建て家屋の平面図
【図3】2階建て家屋の平面図

平面図があれば、ある程度の家の外周が分かります。

【図3】は2階建て家屋の平面図で、1マスが1坪として描かれています。

1坪は1.82m×1.82m=3.3124m2で、この1辺(1.82m)を1間(いっけん)といいます。

1間の線は柱の中心を表しており、実際の外壁は柱の外側にありますので、実測とのズレが発生いたします。
実際には、メジャーで測っていただくのが良いでしょう。
また、平面図も紛失している場合も実測してください。

ここでは簡易版として、このまま平面図による計算とします。
【図3】から分かりますように、この建物の外周は 5.46m+7.28m+5.46m+7.28m=25.48m です。
これに高さを掛ければ、窓を含めた面積が出ます。

2階建て家屋の高さ
【図4】2階建て家屋の高さ

立面図がない場合、この高さをどう測るのかが問題となります。
業者はレーザー距離測定器などを使用して測りますが、それなりの金額もいたしますし、ご家庭では必要のない機材です。
またハシゴを掛けて…という行為は危険ですので、絶対にしないでください。

一般的に木造軸組工法の建物は、木材の規格から高さが大体決まっています。
塗装する部分である基礎高から2階軒高部分まで、だいたい5.5m~6mの間で収まるでしょう。
ここでは平均値として5.8mを代入してください。
天井高2.4m以外の家屋は、【図4】を参考に微調整をしてみてください。

寄棟の建物の場合

寄棟屋根
【図5】寄棟屋根

寄棟屋根の場合、壁の高さが同じであるので、
外周 25.48m × 高さ 5.8m = 147.78m2 になります。

切妻の建物の場合

切妻屋根
【図6】切妻屋根

一方、切妻の建物では、高さに違いがあります。
2階の軒高から棟高(最高高さ)までの距離は、屋根の勾配によって多少変わりますが、基本的に三角形部分は建物の短手方向に創られます。
よって、デザインを考慮すると、平均して高さは1.4mから1.6mぐらいになります。
(2階部分を巻き込む程の急勾配の屋根は「大屋根」に分類されますので、この説明からは除外してください)

下部分の面積 : 外周 25.48m × 高さ 5.8m = 147.78m2
三角部分の面積: 短手方向長さ 5.46m × 高さ 1.5m ÷ 2 = 4.095m2
合計面積    : 147.78 + (4.095 × 2ヶ所) = 155.97m2

窓や戸袋の大きさを測定し、面積から減算する

実際には、ここから窓や戸袋部分の面積を引くという作業があります。

南面などは、窓が多かったりして、以外に塗装面積が減ります。

なお、今回ここで説明いたしました面積計算は、簡易的な概算です。
業者が作成いたします御見積りは、もっと正確な測量となりますので、必ず増減があります。
ご了承ください。

このページのトップへ戻る

塗装施工エリア:神奈川 - 横須賀・鎌倉・湘南

塗装施工エリア
神奈川 - 横須賀・鎌倉・湘南地区
横須賀市・三浦市・横浜市・葉山町・逗子市・鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市・大磯町・二宮町・小田原市